「相撲って難しそう」そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。
しかし実は、相撲は知れば知るほど面白く、初心者でも楽しめる日本の伝統文化です。
この記事では、相撲観戦が初めての方に向けて、基本的なルールや観戦ポイント、楽しみ方をわかりやすく解説します。
観戦前にこの記事を読んでおけば、国技館でも地方巡業でも相撲観戦を存分に楽しめますよ!
相撲とは?日本の国技としての魅力
相撲は日本古来の武道・儀式として発展し、今では国技と呼ばれるスポーツの一つです。
相撲の歴史は1500年以上といわれており、現在の「大相撲」は公益財団法人・日本相撲協会が主催しています。
大相撲では、年に6回(奇数月ごと)本場所が開催されます。
東京・両国国技館をはじめ、名古屋、大阪、福岡など各地で行われ、各場所は15日間続きます。
場所について詳しくはこちらの記事をご覧ください↓

相撲の基本ルールをわかりやすく解説
取り組みの流れ
- 仕切り(試合前のにらみ合い・呼吸合わせ)
- 立ち合い(両者が同時に突っ込む瞬間)
- 取り組み(つかみ合い・押し合い)
- 勝敗決定(土俵の外に出す or 倒す)
これが一連の流れです。土俵際の攻防や、一瞬の技の切り返しに注目です。
勝敗の決まり方
- 相手の体を土俵の外に出せば勝ち
- 相手の体のどこかが土俵につけば勝ち
頭、手、ひじ、膝、背中などが先についたら負けです。
時間制限はなく、取り組みの多くは数秒で決着がつきます。
決まり手と反則
勝ち方には「決まり手」と呼ばれる技があり、種類はなんと82手以上!
有名なものでは「押し出し」「寄り切り」「投げ技」などがあります。
反則は少ないですが、「髪を引っ張る」「目を突く」「まわしを外す」などは禁止されています。
番付と力士の階級ってどうなってるの?
相撲には「番付(ばんづけ)」と呼ばれる階級表があります。
これは力士の実力を表すランキングで、毎場所の成績によって昇進・降格が決まります。
横綱 → 大関 → 関脇 → 小結 → 前頭(=幕内)
その下に十両、幕下、三段目、序二段、序ノ口と続きます。
「番付」について詳しくはこちらをどうぞ↓

特に横綱は「強さ」だけでなく「品格」も求められる最高位。負けが続くと自ら引退を選ぶ必要があります。

相撲観戦を楽しむための5つのポイント
1. 会場ごとの違いを知ろう
本場所の開催地は年6回。東京・両国国技館はアクセスもよく、初観戦におすすめ。
地方巡業ではより近くで力士と触れ合えるチャンスもあります。
2. 席の種類と選び方
- マス席:土俵に近く迫力満点。正座 or あぐらで観戦
- イス席:やや遠いが座りやすく、初心者や家族連れに人気
- 溜席:土俵すぐそばの特別席。18歳未満は利用不可
3. 見どころは取り組みだけじゃない
- 土俵入り(力士の入場セレモニー)
- 呼出(名前を呼ぶ係)
- 行司(着物姿の審判)
こうした伝統的な演出も、相撲ならではの魅力です。
4. お弁当やグッズも楽しもう
相撲観戦といえば「ちゃんこ弁当」や「相撲グッズ」も欠かせません。
国技館では限定アイテムや力士デザインのお菓子も手に入ります。
5. 注目力士を見つけよう
観戦がもっと楽しくなるコツは「推し力士」を見つけること。
テレビやSNS、番付表を見ながらお気に入りの力士を探してみましょう。
よくあるQ&A
- Q:何時から行けばいいの?
- 午前8時頃から開始。午後2時以降が上位力士の取り組みタイムです。
- Q:途中からでも観戦できる?
- 出入り自由。夕方だけの観戦もOKです。
- Q:服装の決まりはある?
- 基本的には自由ですが、溜席などではきれいめな服装が望ましいです。
まとめ|相撲観戦は初心者でも十分楽しめる!
相撲は、ルールがシンプルでありながら奥が深く、観戦初心者でもすぐに楽しめるスポーツです。
土俵の緊張感や力士の迫力、伝統文化としての美しさ。
一度体験すればその魅力にハマること間違いなし。
あなたもぜひ、大相撲観戦デビューをしてみませんか?
以上、『相撲初心者必見!大相撲観戦の基本ルールと楽しみ方』でした!
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